政治経済|センター試験対策・勉強法
1. センター試験で政治経済6割突破するための勉強法
政治経済の勉強法(全部入りVer.)|教科別勉強法 25:00
まず他の科目と比べて選択肢の間違いが細かいという点に難しさがあります。
センター試験の壁~政治経済6割の壁~
政治経済6割の壁です。
政治経済の場合、まず他の科目と比べて選択肢の間違いが細かいという点に難しさがあります。
6割の段階ではそれほど問題にはならないのですが、上の点数を狙うには基礎知識をいかに詳しくやっているかがカギになります。
今回は6割なので、まずは全体的な知識を参考書を使って覚え、センター演習ですぐに取れるようになります。
ただし、この時点で覚え方が雑だと上を目指すのはきびしいです。
解いている際に気になることがあればすぐに調べる癖をつけておくようにしましょう。
2. センター試験で政治経済8割突破するための勉強法
政治経済の8割の壁です。
政治経済の場合、6割まではいけても8割は厳しい可能性が高いです。
まず、正誤の判断基準が他の社会と比べてややこしいこと、政治と経済でそれぞれ解き方が違うこと、時事問題などの対策が必要なことがあげられます。
基本的にはセンター試験の過去問や実戦問題集のやりこみが中心ですが、正解の判断基準や資料・データの見方を確認し、どのように考えれば解けるのかという経験をためていく必要があります。
センターの基準を過去問などで、学んだうえで知識を再構築していくことを繰り返して、センター試験に適応した知識に作り替えていくことを心がけましょう。
3. センター試験と一般入試の違い(政治経済編)
社会の場合も記述や論述が増えるのはもちろんなのですが、大学や学部ごとに大きく傾向が変わるという違いがあります。
例
文化史がメイン 正誤問題がメイン 地図問題がメイン 大問の選択肢がすべてまとめて出てくる(慶応法)
史料問題がメイン(日本史) 年号問題がメイン
出題される時代が限定される(東京外語大の世界史など)
教科書から明らかに逸脱したレベルが聞かれる(一橋地理)
などなど自分の志望校の傾向をちゃんと調べておかないと大変なことになります。
基礎レベルが終わったらまずは過去問を見てみて、自分が何の学習を重視するのかをしっかり調べた上でさらに学習を進めていきましょう。
使用する政治経済の参考書と大まかな勉強法
①センター試験政治・経済集中講義 改訂版
参考書の本文中には重要なポイントが赤字で記載されており、付属の赤シートで消えるようになっているので、まずは本文を読みながら赤シートを利用し、重要単語をすべて暗記してしまうことをおすすめする。知識をつけ、インプットを行った後、問題を解くことでアウトプットの訓練を行い、このインプットとアウトプットを繰り返す学習を続けよう。また、別冊で一問一答もついているので、知識の確認として解いておこう。
この学習が完成してきたのならば、「マーク式基礎問題集 政治経済」を併用して問題の量をこなし、最終的にはセンター試験過去問を解くことで知識の確認、復習を行って欲しい。解説がまとまっているので、本参考書だけでいきなり学習することは難しい。講義用の参考書である「蔭山のセンター政治・経済」などを同時に使用し、わからないことあれば調べながら解いていきましょう。
ペース 50テーマ: 1日2テーマ、週8テーマ ⇒ 56日
②マーク式基礎問題集 政治経済(5訂版)
まずは自力で解き、解き終わった後は解説を読み込み、復習をしておく。本参考書を入る前の時点で知識を入れるための参考書を1冊仕上げておき、復習の際には本参考書の復習だけでなく、それらの読み直しや復習を行い、基礎知識を完全に定着させていこう。
③センター試験 過去問 本試
センター試験の過去問はまず問題に慣れることが重要となる。時間配分をしっかりと行い、60分よりも早めに終わらせられるようにしよう。また、センター試験過去問を通じて、今まで学習してきた参考書である「センター試験 政治経済集中講義」と「マーク式問題集 政治経済」がどれほど自分のものになっているかという確認を行うことが重要となる。
間違った問題だけではなく、正解したが自信のない問題にもチェックをつけ、自分の弱点を割り出そう。MARCHレベルの参考書である「政治経済 標準問題精講」に進む前に、自分の抜けている知識や苦手を発見して、基礎をしっかりと固めよう。
ペース 8年分: 1日1年分、週4年分 ⇒ 21日