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29年度都立入試の平均点!

先週末に都立入試が終了し、中学3年生の人は合格発表を待つのみとなりました。

不安と、期待で何もできない週末でしたでしょう^^

3年後には、また大学受験という大きな山場を迎えます。

高校受験の際に、もう少し早めに受験勉強をしておけばよかったなぁとか、もう少し時間があれば、もう少し点数を上げられたのに、、、

といった、もう少しを感じませんでしたか^^

高校に入学したら、高校生活なんて中学3年間と比較にならないくらい、あっという間に過ぎていきます。

高校に入学したら、受験勉強を始めるというよりも、しっかりと受験を意識した高校生活を初めてください!

下記が過去13年間の各科目ごとの、都立入試における平均点です。

都立入試の共通問題の平均点は、科目ごとに多少のバラつきはありますが、過去の平均点に合わせて問題を作成ししている傾向にありますので、過去13年間の各科目ごとの平均点を出してみました^^

過去13年間の都立高校共通問題の平均点です。

国語 64.9 数学 56.7 英語 56.3 社会 59.3 理科 59.1

この過去13年間の平均点を目指して、問題を作成している可能性があります。

そこで、今年平成29年度都立入試の各科目ごとの大手学習塾による

国語は、例年通りでしたので、平均点予想は65点上下3くらい

大問5題の構成 3小説文は、家族関係についての読みやすい文章。

行動を通して 心情を読み取る問題が4問あり、選択肢は長いが、「憧れと覚悟」と いう受検者が共感しやすい内容のため、正答率は高いと思われる。

問4の論説文は、例年と比べると 700 字程度長く、「食生活と歴史」と いう内容。

文脈をつかむのが難しく、段落ごとの要点を整理して読 めるかを問う内容だった。選択肢は本文から外れたものが多く、言 葉の読み替えを丁寧に行えば、正解できただろう。

問5は松尾芭蕉の句に関する対談。「古池や~」のよく知られている 句を、日本の詩歌の伝統と比べて鑑賞する内容。現代語訳も付けら れており、例年通り純粋な古文読解力がなくても解ける出題。

作文にかけられた時間次第で点数が変わってくると思われる。

数学は、問題構成、出題形式は例年通りでしたので、平均点予想は57点を挟んで上下3くらい

問1(数と式)の証明は昨年より 易しくなったが、問2はやや難しく、差がついたと思われる。

問3の 関数はやや難化した。一見すると易しく見えるが、座標を文字で表 すことに慣れていないとつまずくだろう。

問4の証明は例年と比べて 易しく、ここでの差はつきにくいだろう。

全体として難問はなかったが、時間配分に気を配る必要があった。 どの問題に時間をかけるべきか、その判断を誤りやすいような出題 だった。

英語は、問題数と文章量は例年通りでしたので、平均点予想は56点上下3点くらい。

リスニングの問題Bの形式が変更となった。

例年は英文を記述する問題が2題出題されていて、受検者にとっ て答えづらい問題だったが、1問は選択問題に変更された。

問2の英作文は、条件が加えられたうえ文章の途中に当てはめる形式 で記述しなければならず、答えづらくなっている。

基本的な英文法、英単語をおさえることはもちろんだが、英作文 は環境、文化など頻出するテーマに関してどう書くか、日頃から考 え英語で表現できるように練習しておく必要がある。

社会は、問題構成は例年通り大問 6 題、小問 20 問だが、全体的に難化した。平均点予想は55点上下3点

とくに地理及び公民は、国や地域の特徴、各年代における指標を しっかり把握していないと正解を選択できない問題が多かった。

略 地図や表を参考に完答を求める問題が 2 題提出され、慣れない形式 に戸惑う受検者が多かったのではないでしょうか。

歴史は新傾向の適語選択 が出題されたが、それほど難しい問題はなかった。 文章記述問題は 2 問。高齢化やグローバル化という問題について、 資料・グラフを読み取り、それらを関連付けて記述をまとめる問題 であった。知識を前提にした上で、資料を読み取り、総合的に考察 する力が必要とされる。

理科は構成はおおむね例年と変化なく、平均点予想は50点上下3点

問1は移行措置内容(イオン・遺伝・エネルギー・月の満ち欠け) の出題が目立った。教科書の内容の隅々まで網羅する必要がある。

問2では計算問題や図から考えさせる問題も出題され、単なる知識だ けでは対応できない問題も出題された。

例年出題されていた、実験 の操作方法・実験器具の使い方を問う問題は出題されなかった。 全体的に難問の類はなかったが、教科書範囲からまんべんなく出 題された。80 点以上を狙うためには、中学校 1・2 年生から苦手単元 を作らないように意識して取り組む必要がある。

< 平成28年度入試 > 国語 73.9 数学 60.9 英語 57.4 社会 59.3 理科 50.6

< 平成27年度入試 > 国語 65.6 数学 62.0 英語 63.4 社会 59.1 理科 59.4

< 平成26年度入試 > 国語 61.6 数学 57.6 英語 53.7 社会 57.4 理科 57.3

< 平成25年度入試 > 国語 60.5 数学 55.4 英語 62.3 社会 51.5 理科 60.3

< 平成24年度入試 > 国語 69.5 数学 57.2 英語 58.1 社会 57.7 理科 51.4

< 平成23年度入試 > 国語 65.9 数学 59.8 英語 58.9 社会 58.6 理科 55.2

< 平成22年度入試 > 国語 60.9 数学 55.6 英語 49.9 社会 53.2 理科 66.9

< 平成21年度入試 > 国語 69.0 数学 47.3 英語 54.2 社会 62.3 理科 59.5

< 平成20年度入試 > 国語 63.8 数学 58.8 英語 50.8 社会 60.6 理科 61.8

< 平成19年度入試 > 国語 65.2 数学 56.4 英語 56.0 社会 62.3 理科 55.8

< 平成18年度入試 > 国語 55.7 数学 52.6 英語 59.9 社会 72.6 理科 60.5

< 平成17年度入試 > 国語 62.9 数学 60.7 英語 51.3 社会 58.4 理科 69.7

< 平成16年度入試 > 国語 69.7 数学 52.4 英語 55.4 社会 58.1 理科 59.8

武田塾は基本的に自学自習を薦めていますが、管理をしてくれる講師の力はとても大きく見えます。

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